終末期りはびりドリッパー

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残りわずかな終末期患者にリハビリが提供できないジレンマ

お久しぶりです。Utaです。

 

がんリハ研修を終えて5年経過したでしょうか。

 

がんリハ開始直後はがんリハの周知がメインとなりましたが、メンバーの退職もありなかなか軌道に乗らない時期もありました。

 

それでも様々な終末期の患者さんと関わりました。

 

リハビリを入院中の唯一の楽しみにしてくれていた方。

 

リハビリで体力をつけて、もう1回家に帰りたいという方。

 

いろいろな話をしたり、いろいろな対応をしようとするとどうしても時間が必要になります。

 

時間が求められる終末期。

 

時間がない1日。Utaは毎日葛藤しています。

 

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終末期リハビリの介入時間

リハビリは20分を1単位としてリハビリを提供しています。

 

必要に応じて2単位、3単位と行います。

 

寝たきりで全く話すことのできない人

 

話はできるけど苦痛や不安の訴えが多い人

 

など人によって介入時間は変化しますが、

 

苦痛や不安の訴えが強い方の場合はコミュニケーションに時間を要します。

 

リハビリを提供しながら会話をしていても気がつけば20分はあっという間に過ぎてしまいます。

 

担当人数によるジレンマ

冬季はインフルエンザや脳梗塞、心不全などにより入院される方が多い時期だと毎年感じています。

 

必然的にリハビリが必要な患者さんも多く、リハビリ処方の多い時期といえます。

 

1人の療法士が担当する人数が自然と増える時期なのです。

 

終末期ではないけれど、脳血管障害急性期で介入が求められる方や元の生活からかけ離れた身体機能の方など、リハビリが必要な人はたくさんいます。

 

ですので、タイムマネジメントが重要となってきます。

 

話は聞きたいけれど会話を切らざるをえないような場面があり、苦しみます。

 

管理職としてのジレンマ

こうみえても中間管理職のぼく。

 

毎週会議やら何やらで時間に追われます。

 

 

www.uta-reha.com

 こんな記事を書いているぼくですが、

 

どうしても行けない時ももちろんあります。

 

「一体ぼくはなんのためにセラピストになったのか」

 

とも思うこともありました。

 

中間管理職は終末期患者を担当してよいのだろうか。

 

いやそもそも一スタッフでもこういうことって起こりうるのではないか。

 

何か1日の業務で変えることはないのか、

 

効率的に患者さんにリハビリを提供できないのか

 

中間管理職だからこそ、今このようなことを考えることができています。

 

 

まとめ:ジレンマを解決するためには目的と行動が大事!

効率を求めすぎて適当なリハビリになっていたら元も子もないはず。

 

リハビリの質は下がってしまいます。

 

効率も質も求めるリハビリ…

 

それを改善するためにはまず、その人にとって何が必要なのか、明確にする必要があると思います。

 

関節可動域、筋力維持…って全てやろうとすると時間はあっという間です。

 

その人と会話の中でどのような目標を立てて、それに対してどのような目的を持ってやるかが重要ではないかなと思います。

 

そして行動

 

効率的かつ質を高めるには行動しなければはじまりません!

 

悩む前に動きましょう。

 

ぼく自身は中間管理職で現場も管理も行う立場だからこそ、何ができるかを考え、上司に提案していきたいと思います。

 

 

Uta