終末期りはびりドリッパー

自分らしく生きるため、生きてもらうための知識や経験をドリップ。

終末期や緩和ケアの定義とは何か

終末期=亡くなりそうな状態

というイメージになるかと思いますが、

どこから終末期と定義づけられるのでしょうか。

 

そもそも終末期という病期の他になにがあるのでしょうか。

 

がんリハの病期をみてみる

がんのリハビリテーションでは4つの病期を介入対象としています。

周術期(予防期)

手術や抗がん剤などの治療前に機能低下の予防を図ったり、治療後の後遺症の影響を最小限に抑える目的がある。

周術期(回復期)

治療にともなう症状や後遺症の早期改善や合併症予防、苦痛緩和が目的。

進行期

症状の進行を遅らせることが目的。機能の維持だけでなく、代償的なアプローチも有効に活用していく時期。

活動性低下による廃用症候群の予防、改善も重要となっている。

終末期

予後が週単位と予測され、ADLの低下が避けられない状態。

QOLが優先される。

 

 

 

QOLは優先されてもその人のQOLは考えなくてはいけないと思う。

 

abyt.hatenablog.com

 

終末期の定義とは何か

最新緩和医療学によると、

「現代医療において可能な集学的治療び効果が期待できず、積極的治療がむしろ不適切と考えられる状態で、生命予後が6ヶ月いないと考えられる段階」

とされています。

 

一方、緩和ケアという定義は、WHOで

「生命を脅かす疾患による問題に直面している人とご家族に対して行われるもの」

と定義されています。

 

 

どちらも曖昧さを感じてしまいますね…。

病期も厳密的には区別がつきにくいものです。

 

基本的には主治医が終末期であるという判断をされますし、

予後予測の評価も様々ありますので、評価法を使用して

おおよその予後を把握することができます。

予後を把握することは、

  • リハの目的(ゴール設定)の確認
  • QOLのため

にも重要です。

予後を把握することで、外出するチャンスはあるのか判断する材料にもなるかと思います。

 

病期が曖昧でも、終末期や緩和ケアの定義が曖昧だったとしても、

関わった時点でその人のQOLとは何かを意識して関わる必要があるかと思います。

 

 

 Uta