終末期りはびりドリッパー

自分らしく生きるため、生きてもらうための知識や経験をドリップ。

終末期リハでのルーチンワーク


日々のリハビリの中で身体機能が回復していく患者と接しているときは達成感ややりがいを感じます。

 

自分自身が学んできたことや考えたことが結果となって結びつくからです。

 

特に僕は新人の頃はどのように学べば良いのかわからない時期を過ごしてきたので、

新人の頃は恥ずかしながらも何をしていいのか、

どう行動していいのかわかりませんでした。

 

その結果といえばそれは散々で、

作業療法士として、何ができたのだろうと毎日悩み、

悩んだ結果、毎日の臨床が苦しくて投げ出してしまいたいことがたくさんありました。

 

数年経ってからようやく自分のやるべきこと、興味の持てる分野を見つけて、

興味がある分野だからこそ、様々なことを学んで今に至ります。

 

なので、若干遠回りしているかもしれません。

 

そんな僕は終末期の方と接する時に今でもしているルーチンワークがあります。

 

それが、

お部屋に入る前の一呼吸

です。

 

良好な関係性を築けていると

感じている人に対してはルーチンワークなしでも

訪室はできるのですが、

なかなか上手く関係性を築きにくい患者さんや苦痛が強く、

介入に対して怒声をあげるような方になると、なかなか部屋に入りにくいなと感じることがあります。

 

終末期に関わらず、そういう場面ってたくさんあると思います。

 

そんな時には一呼吸。

 

場所は選びません。

病棟のナースステーションの中や

パソコンの前に座りながら、

もしくは、部屋の前で立ちながら(不審に思われない程度に)。

 

あえて場所を決めないのは、

 

『こうしなきゃいけない』

 

っていう思考になりたくないからです。

 

固定観念にとらわれたくないからです。

 

なので一呼吸っていっても深呼吸とかするわけでもないです。

 

俯瞰して自分を見てみるだけ。

そうすると、

 

いかに肩に力入ってるか

とか

疲れてるなぁ

とか

ちょっと自分の精神状態について冷静にみることができます。

 

自分を少し俯瞰して見てから関わることで、

多少穏やかに関わることができたり、

少し失敗したところでもめげなかったり…

 

割と急いで、「失礼します!」って強気で行った時は大体失敗します笑

 

人と関わる前にまずは自分の気持ちの準備から。

 

 

今日は雪の予定ですが、寒さに負けず頑張りましょう。

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ライオンであってもルーチンワークはありますよね。